英語が得意でなくても大体の人が知っている助動詞の「can」。
can = 「〜できる」
間違いなく僕も理解しているつもりでした。でも知っているがゆえにリスニング時にこのcanが出てくると確実に「〜できる」と頭の中で変換してしまい、後に続く内容が入ってこない。。。
というか全部を「できる」で解釈してしまって使わないといけないところで使えなかったり、確実にリスニング出来てるのに「なんで一々できるか聞いて来るんだ?」ってなってました。
今回は「can」を「can」のままで理解する方法を書いていきたいと思います。
「can」の意味を本当に理解できているか確認してみる
よく考えてみたんですよ。canの意味。もちろん「〜できる」ですよね??
でもこれってよく考えたら日本語訳なだけですよね。
例えば、日本語の「〜できる」の意味を説明して下さい。って言われたら出来ますか??
意外に出来ないんじゃないですかね。
因みに僕はこんな感じになりました。
・能力があるって言う事
・大丈夫だって言う事
・経験があるって言う事
・やっても良いって言う事
・許可されているって言う事
とまぁだいたいこんな感じで説明出来るのかなと。
そしてそして、一番気にしないといけない「普段どうやって使い分けてるんだ??」って事なんですよ。
「〜できる」は「◯」って意味で使っている
普段日本語であっても色んな意味合いで「〜できる」を使っている訳ですが、簡単に言ってしまうと「◯だよ!」って事だと思うんですよ。
合ってる合ってないじゃなくて、あくまでも自分の感覚ではこんな感覚だっていう話ですからね。
ちょっと例文を見ていきましょう。
【例文1】ABILITY
She can speak four languages. (彼女は4ヶ国語を話すことができる)
例えばこの文章なら「four languagesをspeakするの◯だよ」
って言う意味で使ってると思うんです。
【例文2】PERMISSION
Can I use your bike?(君のバイクを使っても良い?)
この文章なら「your bikeをuseするの◯かな?」
って言う意味で使ってると思うんです。
【例文3】REQUEST
Can you make a little less noise, please?(少しノイズを小さくしてもらえますか?)
「a little less noiseをmakeするの◯ですか?」
って言う意味で使ってると思うんです。
【例文4】POSSIBILITY
You can get stamps from the local newsagents.(あなたは地元の新聞社から切手を得られます。)
日本語にすると何か変な感じですが、この文章なら「stampsをgetするの◯ですよ」
って言う意味で使ってると思うんです。
【例文5】OFFER
Is there anything I can do to help? (何か手伝えることはありますか?)
「help が ◯ なものある?」
って言う意味で使ってると思うんです。
※例文引用:can Meaning in the Cambridge English Dictionary
どれも日本語訳にすると結構使い分けが大変ですが、何を言いたいかを考えると結局「◯」とか「OK」って意味になるのかなと。
その逆に「 can't 」は「✕」って事ですね。
同様に「could」と「couldn't」は 疑問文ならより礼儀正しく、平叙文ならちょっとだけ逃げ道用意して言っているんだと解釈しています。
まとめ
僕自身このcanの使い分けが瞬時に出来ず、リスニングやスピーキングの際に毎回フリーズしていましたが、can = 「◯」、can't = 「✕」って解釈で間違いないなって気付いた時、日本語に訳さないで理解する感覚をなんとなくですが身に付けたように思っています。
前置詞も良くイメージで覚えるなんて言われていますが、基本英語は全て意味を理解してイメージにつなぐことが重要だなと感じることが出来ました。(←これはcouldで表現できますねww )
皆さんも日本語訳に置き換えるだけではなく、その先にある言葉の意味に着目しながら英語を学んでみると意外に英語の勉強が楽で楽しくなるかもしれませんよ。
◯、✕で判断するcan。是非試してみて下さい!
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