大嫌いだった関係代名詞が楽しくなった。返り読みしないトレーニング方法

関係代名詞ってほんとに厄介ですよね。

後置修飾ってなんだよ。。。

僕も全く意味わかりませんでしたが、今では関係代名詞が出てくると「良しっ!」て感じで英文を書いたり読んだりが楽しくて仕方ないです。

今日は関係代名詞を大好きになった自分なりのトレーニング方法を紹介したいと思います。



文法よりも意味のかたまりを意識する


そもそも関係代名詞は2つの文を繋げているって覚えましたよね?


【例文】She is a girl who came to my house last week.

She is a girl.

The girl came to my house last week.


これはどこの英語ブログでも書いてあるのでほとんどの人がこう理解していると思います。

僕も最初はそう思ってましたし、実際にそうなんでしょうねきっと。


なのでスラッシュリーディングすると、

She is a girl / who came to my house last week.

になります。


ただし、よく考えて下さい。

このスラッシュの切り方だと「彼女は女の子です。その子はうちに来たんだよ。先週ね。」ってなりませんか?

解りますか?

「彼女は女の子です。」って要ります??


She came to my house last week.

とか

That girl came to my house last week.

とか

Last week, This girl came to my house.


とかで良くないですか??

英語は結論を最初にもってくるってどこの英語ブログ見ても書いてありますが、だとしたらなおさら「彼女は女の子です。」って一番言いたい結論ってことですか??


ここから違うんじゃないの?って疑ってみました。


僕が考える実際の意味のかたまりはこう ↓

She / is / a girl who came to my house last week.

be動詞の前で切るか後ろで切るか問題は置いといて、大事なのは「a girl」の部分はただの女の子じゃなくて、「うちに先週来た女の子」ってことです。


英語は前から言葉を並べるってよく言いますが、そんなもん日本語だってそうですよね。

ネイティブが本当にリアルタイムに並べているはずがない。

口より先に頭でちゃんと考えてから会話してると思うんです。



自分なら関係代名詞をこう使う


A girl who came to my house last week.

を頭に浮かべてから

She is a girl who came to my house last week.

って会話の相手に話す。


こんな感じでまず頭の中で女の子を想像してから会話の相手に話し始めます。

関係代名詞に振り回されるのはいい加減うんざりだったので、「関係代名詞を使ってやろう!」っていう王様意識になった瞬間に、関係代名詞が理解できるようになりました。


とまぁ偉そうにわーわー書いてしまいましたが、トレーニングはやっぱり必要でした。

次に実際のトレーニング方法を書いていきたいと思います。



先行詞の指差し確認で瞬発力を鍛える


【例文】She is a girl who came to my house last week.


①まず初めに、

 「who came to my house last week」と声に出しながら先行詞を指差す。

 この場合は「a girl」が先行詞なので、

  「a girl」 を指差しながら「who came to my house last week.」と口に出す。

これを何度か繰り返す。


 ②次に、 

a girl who came to my house last week. を声に出す。  

その時に「who」の箇所ではしっかり先行詞を指差します。

指が反り返るくらいビシっ!といって下さい。

女の子の容姿とか話したこととか、その時の様子を勝手にイメージできるまで何度も繰り返しますよ。

目をつぶると女の子がイメージしやすくなります。


 ③最後に、

ここまで来ると、「a girl 」がどんな子なのかバッチリイメージできているので、あとは She is をつけるだけです。

She is a girl who came to my house last week.

これをスムースに言えるまで繰り返す。


④仕上げとして、

なんでも良いので「a girl」の写真を用意して、「She is a girl who came to my house last week.」と声に出す。

テキストを見ずスムースに英文が出てくるようになったら終了。  



まとめ


これってスピーキングの練習方法なんじゃない?って感じがしなくもないですが、僕はこのトレーニングをしたことでリーディングの際に返り読みせず、楽に英文が読めるようになったのでリーディングのトレーニング方法として紹介しています。

結局は英語も日本語も言葉でしかなくて、頭の中にどういったイメージを持つかがものすごく重要だなーとつくづく感じさせられます。リスニングもスピーキングもまだまだ全然できませんが、僕はこの方法でトレーニング前よりちょっとスキル上がってきたかも!?と感じるようになりました。

関係代名詞に苦しんでいるのであれば、どちらにしろしばらく苦しみ続けると思うので(笑)、騙されたと思って一度この方法を試してはいかがでしょうか。

Koichi Miyota

海外のストリート・アートに魅了され、20代後半に美容師からデザイナーの道へ。気がつけばいつの間にか40代。新たな刺激欲しさに英語の勉強を開始。成果は全くだが、海外クリエイターとデザインについて熱く語りたいと言う想いだけで日々英語の勉強に奮闘中。
現在は鎌倉で鴉鎌倉というブランディングデザイン事務所を経営。鴉鎌倉:http://karasukamakura.com/

LBLE - Little by Little English -

英語を全く知らない40代のおじさんアートディレクターが、小さなステップで少しづつ英語を学習していくブログ。

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